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ハス (魚)
ハス(鰣、魚偏に時)''Opsariichthys uncirostris'' はコイ科に分類される淡水魚の一種。コイ科魚類としては珍しい完全な魚食性の魚である。 ==形態== 成魚の体長は多くの場合30cm、最大で40cmに達する。オスの方がメスより大型になる。 頭部を除いた体つきはオイカワに似て、前後に細長い流線型、左右も平たく側扁し、尻びれが三角形に大きく発達する。体色は背中が青みを帯び、体側から腹部にかけては銀白色である。口は下顎が上顎より前に突き出ていて、口が上向きに大きく裂け、唇が左右と前で「へ」の字に計三度折れ曲がる。目は小さく、他のコイ科魚類に比べて背中側に寄っている。この独特の風貌で他の魚と容易に区別できる。 ただ、幼魚のうちは上記のような本種の特徴が弱いため特にオイカワに酷似し識別が困難な場合もある。成長するにつれ、頭部が大きくなり、眼が上方背面寄りに移動し、独特の口の形状も顕著となっていく。また、オスのほうがメスよりも本種の外部形態上の特徴が強く発現される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハス (魚)」の詳細全文を読む
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